東日本大地震
2011年03月15日
3月11日(金)に起きた東日本大地震。
今も大津波のあった東北では、救援活動が続いている。
そして福島では、原発がやばいことになっている。
しかし、震災はそれほど遠くなくても起きている。
程度の大小はあるものの、その傷跡は徐々に表れてきている。
私の住んでいる千葉県も被害を受けている。
昔よくサーフィンに行った九十九里の方は、津波の被害を受けている。
死傷者も出ている。
そして私の住んでいる街「浦安市」は、最も東京に近い被災地のひとつである。
浦安市内の様子
ディズニーのある舞浜や日の出といった海沿いや新浦安や今川などの「新町」地区の液状化による被害は大きく、建物が浮いたり沈んだり、舗装道が道の体をなしていなかったり。
上水、下水、ガスが破損し、ライフラインに影響が出ている。
義理の妹の職場の状況を見に、舞浜付近へ車で行ったがひどい状況だった。
ディズニーが「当分、閉園」と発表しているが、あれは整備だけのためではなく、当分 営業できる状態にないことがわかる。
そのためか、シーの水を災害用水として浦安市に影響することにしたようだ。
かくいう私の住む「中町」地区も、見た目は大丈夫なのだが、ライフラインに影響が出ている。
地震直後から、水道が止まり、現在の予定では17日(木)まで復旧しない。
しかし、昨日から下水道も制限され、時間が経つにつれ ライフラインの損傷が大きくなっている。
もしかすると今週いっぱいは復旧しないかもしれない。
市役所が近いため、緊急時には市役所のトイレを、水は給水所か近くの小学校まで汲みに行き対応するしかない現状である。
町中には「災害派遣」の札をつけた自衛隊の車両が走っている。
図書館には自衛隊が駐屯している。
お世話になっており、ありがたいが...あぁ被災地なんだなと実感する。
市役所の方々も頑張っている。
都内や神奈川では昨日の計画停電にあわせてスーパーが並んだとテレビでやっていたが、浦安では既に地震直後から品切れ状態。
スーパーも開店時から入場制限する状態。
断水して水や洗わないでも食べれるものがどんどんなくなっている。
都内には通勤・通学のためだけではなく、水を求めて、食料を求めて、トイレを求めて、川を越えているのが現状である。
そして避難するために都内へ、西へ行くひと達も多い。
今回の地震でわかったこと。
それは、震災は遠いものではないと言うこと。
大小はあるものの、すぐ近くにそれは起きている。
事務所で普通に顔が洗え、歯が磨ける。
普通にあたたかい食事ができる。水が飲める。
そして、風呂に入れる。
そんな当たり前のことが、普通にできる。
それこそが幸せなんだなぁと、思う今日この頃である。
そして、同じ市内に住んでいるのに行き来の少なかった弟家族との間の絆が深まったことは良かったと思う。