展示会
2014年06月26日

設計・製造ソリューション展(DMS)は、主にCADなどの展示会。3D&バーチャル リアリティ展(IVR)はその名の通りに3次元処理及び加工の展示会である。
今年は去年より入場者が多い。
併催の機械要素技術展(M-Tech)や医療機器 開発・製造展 MEDIX(メディックス)も立ち止まれないほどの人の数。ゆっくり見れる状態ではなかった。
DMSにしろIVRにしろ、今年の一番は
3Dプリンタおよび3D CAD
特に48色に対応したカラー3Dプリンタや金属成型のできるものが多かった。

しかしどれも大型で高価である。あすまるのような小さい会社には導入出来ない。
やはり量販店の3Dプリンタから始めるべきだ。
3Dプリンタとくれば3Dスキャナ。
大きなものの間に、ハンディでしかもカラーの3Dスキャナが結構出ていた。
まだ高価だろうがいいかも…と思いながらプリンタ以上に何に必要か悩む。

その他モーションキャプチャでの画面操作やキャプチャ型の3Dマウス(?)

kinextで家庭に入ってきたモーションキャプチャだが、スマートテレビのマウス替りが本格化しそう。ただ音声対応とか他の入力デバイスとは別なのが問題。ちゃんとモジュール化して総合的に扱えるべきであろう。それよりスマホがやっぱりデバイス的には最適か。

3Dマウスについては…なんか機械式以上に間が抜けている。フィードバックが無い分やりにくそうだ。
その他で気になったのはやはり医療分野でのパワードスーツ。
だんだん実用性を増しているんだなぁ。

たまに見に来ると景気の動向もわかる。
アベノボッチャンのとおり、上向いているのだろうか?それとも単に「今でしょう」なのか。
商談用の展示会だから大手優位なのはわかるが、もっと小さい会社が参加出来る展示会があるべきだ。
そうなるとやはりネット上なのか。
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2013年05月09日


ビックサイト全体を使っているので、全部見るには半日かかります。

むしろ画像認識系。
工場などでは、画像認識の方が求められるんでしょうね。
大学のブースはやはり魅力的でした。
残念ながら、人だかりで近寄れなかった。
スマホ、タブレット活用が多いのですが...
あす(5/10)までやっているみたいです。
2008年05月19日
(いつものことながら、期間中に書けばいいのに終わってから...とほほ)
年々、会場の規模が大きくなって、とうとう展示会だけでビックサイトをフルに使っていましたよ。
そのおかげで、2時間一本勝負のつもりが、2日に分けてしまった。
あまり大きすぎる展示会は疲れますね。
最近、「ソフトウエア開発環境展」は、お世話になっているソフトハウスなどが多いため、なんか顔見せに行くような感じになってしまってます。
招待状もいただいてますしね。
...そうだ。招待状といえば、去年は「VIP招待券」が来たのに今年は来なかった。
マァ、「VIP招待券」のメリットは受付と「VIP席」ですがね。
今回は、顔見せ以外に少々さがしたいものがありました。
それは「企業ポイント交換サービス」
「企業ポイント」の仕組みを勉強中なんですが、企業内だけではポイントの効果も...
かといって、交換するのにコストがかかりすぎるのも...というよりコストがどのくらいかかるのか...
今回「WEB2.0 マーケティングフェア」にちょっと期待したのです。
ホームページで出展者を確認しただけでは、どうもこのサービスが見つかりません。
「アフリエイト」や「SEO」とか「レコメンド」とか、このあたりは去年とあまり変わりなし。
期待できないかなぁと思ったところ、ありました。
(株)クレアンスメアード
まさに、知りたかったところ。
ネットで調べると、ほかにも企業ポイント交換の会社はあるようなのですが、今回の展示会で見つけたのはここだけでしたね。
後、「データストレージ展」では、やはりSSDと仮想化が主流になり始めていました。
前はテープ装置が多かったのにね。
しかし、広すぎですよ。
それと、以前に比べて各展示会が別々のフロアでやっているので、それぞれの展示会でニオイが違うんですよ。
ニオイって、本当に「臭い」
「組み込み機器...」は入って10分もいられなかった。
自分もオヤジなのだが、なんか臭いが異様です。
気持ち悪くなって、中にとどまることができなかった。
反対側の「ソフトウエア開発環境展」など他の展示会ではそうでもなかったのに
「組み込み」って何か違うのかなぁ
マァ、まとめると広くはなったものの、収穫は少ないかもっといったところですね。
2007年02月13日
そろそろ確定申告の時期です。
私も事業所得での確定申告は、初めてなので "決算書"やら"申告書"やら"明細書"やら本とかネットを参考にしながらがんばってます。青色申告は「わくわく財務会計」で"決算書"を作ってます。
申告書自体は「e-TAX」とまでは行かないが、「確定申告書等作成コーナー」を使ってみました。
でも、今回は確定申告のお話ではなく、「NET&COM2007」のお話なので、確定申告のことはまた次回に
先週 2/7(水)〜2/9(金)の間、東京ビックサイトで行われた「NET&COM2007」を見てきました。
残念ながら、水木は仕事の予定があり、結局最終日に見に行くことになりました。セミナー等は今回も時間の都合でいけませんでした。今回「仮想化」をテーマにしたコーナーもあるということで楽しみにしていました。
その中で気になったところをいくつか
短時間でしたが、何とか見てこれました
続きを読む2006年10月27日
先週、2つの展示会に行ってきました。
ひとつは、10月18日(水)から20日(金)まで、パシフィコ横浜でやっていた
FPD International 2006 - Displaying The Future -
プラズマや液晶など、今主流のディスプレイをはじめ、次世代ディスプレイおよびその周辺技術に関する展示会です。
私は19日(木)に行きました。
この展示会、プラズマや液晶、有機ELや電子ペーパーなどの直接 我々が触れる製品の展示もありましたが、周辺機器や材料、製造機械等も...というよりそちらの展示が多かったです。
その中で気になったのが
SMK : フォースフィードバックタッチパネルが面白かったです。
タッチパネルをさわると、特定の場所を触れた時に
それぞれの感覚が伝わって来ました。
これは使いようによっては、アクセシビリティの面で使えると思います。
日本油脂 : 商品名「ペンフィット」、「クリアタッチ」が面白かったです。
たぶんどちらもすでに商品として出回っていると思われます。
これとフォースフィードバックタッチパネルと組み合わせると
なんか面白いかも。
E-ink : 元々FPDを見に行った動機がこれです。
他にも面白そうなものはたくさんありました。
つづいて、10月18日(水)から21日(土)まで、東京ビッグサイトでやっていた
WPC TOKYO 2006
PCとデジタルの総合展示会です。
同時開催は
Security Solution 2006
eドキュメント JAPAN 2006
Biz Innovation 2006
ただし、これらは20日(金)まででした。
私の行ったのは21日(土)です。(そのため、同時開催の展示会はオンワードの社員販売会に変わっていました。)
WPCの最大の目玉はナント言っても
Microsoft Windows Vista
です。
それ以外にも面白いものはいくつか見つけました。
NECビューテクノロジー :
大きなところなのですが、目立たないところに面白いものが...
液晶プロジェクタにLANでつなげ、PC画像を投影すると言うもの。
LAN-WANさえあれば、電子会議ができる...カモしれないと
(カモのところは、できるのがPC画面の共有だけなので)
アルゴシステム :
(ここは全然説明をしてくれなかったのが残念なんですが)
Linux薄型コンピュータを出していました。
どちらかと言うと一般向けの商品ではないのですが、
形を変えれば家庭用の単機能サーバに生まれ変わる要素があります。
また展示でも紹介していたように、住宅に応用できるものでした。
PBJ: タブレットPCを展示していました。
タブレットPCは大手も出していますが、もう一つのところが...
でも業態を絞り、機能的なものを検討すれば十分いけると思います。
バリューウェーブ:
ケースとか、サプライ品のメーカーです。
今回は「Pocket MOBA」と言う製品を展示・販売していました。
これは携帯などの外部バッテリーです。
直接PCとは関係ないですが、たまに必要となるものです。
(私よりもいつも「充電が切れます」と言っている友人に必要なので注目)
東京工科大学:
学生さん達も頑張っています。自由な発想で面白いものを
今回は「工科大ケータイ」に注目。
携帯の形をしていましたが、携帯としてはまだ使えないLinuxBOXです。
ですが、何か新しいものに化けるのではないのかと期待できるものです。
(今気付いたのだが、「工科大」と「効果大」をかけていたのでは)
展示会は大きなメーカーの展示もいいのですが、小さなメーカーや学生たちの展示の中にこれからのトレンドが隠れているのカモしれません。
また今見えていないけれど、私の頭にあるものが...すなわちニッチなものを探すのにはとっても参考になります。
2006年09月01日
先日の「Wireless Japan 2006」の流れで、青山TEPIAで開催された「PDA・モバイル ソリューションフェア2006」を視察してきました。
内容的には、「Wireless Japan 2006」をコンパクトにしたといった感じです。
ただWJ06で出展していなかったvodafone(この名前で出展するのは最後かと...)も出展されてました。
ただ、出展内容は今ひとつ。
しょうがないよね。もうすぐSoftBankになるのだから
auとウィルコムはWJ06と内容的には同様でした。
ドコモは「hTc Z」を結構前面に出していました。
でもこれって前に出したM1000みたいだし、ウィルコムのW-ZERO3にも似ている。
しかし、例の3.5世代通信にはまだ対応していないようだ。
そのほかです。
意外にもこちらはBluetooth製品が多かったです。
たとえばシーエフ・カンパニーとか
PDAでの情報登録システムも出ていました。
たとえば構造計画研究所の「モバイル点検システム」
さすが建築に強い会社です。モバイルをどのように活かすかわかっているようです。
(以前、住宅性能の評価機関から、現場での評価システムを要望されたことがありました。今だったら、それに使えますね)
面白いところでは臼田総合研究所の「知能センサーシステム」などがありました。
(そういえば、これはWJ06でもあったような。それにしても説明が中途半端でわかりにくかった。モーションコントロールセンサーとどう違うんだ?)
続きを読む
2006年07月21日
昨日(7月20日) 東京ビックサイトで開催されている「Wireless Japan 2006」へ行ってきました。
コンファレンスへの申し込みをしていなかったので、今回も展示場を見ての感想です。
全体的には「携帯の行方」がメインでした。
私としては今回はWLLCOMの「W-ZERO3」とauの「IP内線サービス」、携帯以外ではBluetooth/UWB/ZigBeeそして無線LANの住み分けと展開、そしてSkypeの台頭を期待していました。
全体的な感想はほとんどが携帯メインです。
展示場のレイアウトからも両端にKDDIとDocomo、ひとつ内側にWLLCOMとYOZANといったPHS系
その脇に松下やNEC、シャープなどの大手メーカー
完全にはさまれる形でメーカーやベンダーが...その中に専門誌各社が呼び込みをしている
こんな状況です。
でもよく見ると携帯電話系でvodafone改めSoftbankの姿が見えません。
また携帯市場に参入しようとしているe-Accessなども...
それよりも、なぜにワイヤレスと謳いながら、携帯がメインなのでしょうか?
もちろん、携帯と無線LAN以外のワイヤレスでは、特にZigBeeが頑張っているように思えました。BluetoothやUWBもあるのですが、どこかパッとしません。
BluetoothやUWBはどこへ向かおうとしているのでしょう。
Bluetooth製品は一時期に比べ少なくなりました。
UWBについては、民生品はほとんど無いように思えます。
これは私の感想です。私が不勉強で無知なだけでしたらご指導願います。
そんな中で携帯、特にKDDI/auとWLLCOMは入り口にあったこともあり、健闘していたように思います。逆にDocomoは...
auは無線LANやWiMAXなどIPネットワークとの融合を目指しているようでした。
このことはテレビ東京のWBCでも紹介されていましたが...
私が気になったのが、IPによる無線内線システムです。
事業所内に設置するのがOFFIMOといい、それに対応したビジネスケイタイがE02SAだそうです。
メーカーの方に聞いたところ、30名規模〜の事業所の導入を予定しているとのことでした。
しかし、このシステムはPBXを必要とするようでビジネスホンを入れている環境で無いと使えないようです。
今回、一番時間をとってみたのがWLLCOM。やはりWLLCOMIとしても最も力を入れていたのがW-ZERO3でした。
特に7月27日発売のW-ZERO3[es]
PDAそのもののW-ZERO3に比べ、小ぶりですので画面が小さいかなあと思いましたが、結構読めます。
触ってみた感じはほしくなりました。
W-ZERO3で対応していなかったQRコードに対応したり、Outlookでない専用メーラーがついたり、USBのホスト機能があったりと機能的には魅力です。
また連続稼働時間と価格もそれぞれ改善されたようです。
しかし、無線LANの機能は別途になってしまったようです。
説明してくれたオニィちゃんの話だと「サイズを小さくしましたからその分削ったところがありまして...」そこが無線LAN機能。
うぅぅ...無線LAN機能は削らんでほしかった。
無線LAN機能が必要ならばWS004SHか、別売の無線LAN miniSDカードを追加してほしいとのこと。
実はSkypeの端末として、何かいいものは無いかと考えていたところもあり、無線LANが外付となるのは...
仕事用の電話として、持ち運びメーラーとして、客先でのWEB確認用として、mixi用として(°o°(☆◯=(-"-#)。オラッ
ちょっと分厚いですがよさそうでした。
そのほかSkypeやグループウエアとの連携を期待したところもありましたが、ほとんど無かったです。
IBS Japanの「ClearSky」は興味があったのですが、なぜか見過ごしてしまいました。
ソフィア総合研究所の「ePBX for SKYPE」もSkypeで転送できるというのはよいのですが...
とにかく両端以外は目的とするものが見つけにくかった展示会でした。
しかし、せっかくワイヤレス製品/サービスの展示会なのに、その特性をうまく生かそうとしないのだろうか?
たとえば、RFID/無線LAN/UWB/ZigBee/Bluetooth何でもありで端末や接続装置等を来場者に貸し出す。
その代わりパンフレットは一切渡さない。
パンフレットはすべてブースの前を通る各来場者の端末に送られる。
来場者は気に入れば、製品情報をメール/郵送/セールス担当のいずれかで取り寄せられるようにする。
もちろん、その場での商談アポイントメントを取り付けてもよい。
名刺の代わりにVCardみたいなものの交換でもよい。
とにかくワイヤレスの特性を生かして来場者と情報交換する。
そうすることで、各ブースは即座に人気や注目度を得られる。
来場者としても、余分なパンフを帰りに捨てる必要が無い。エコである。
パンフレットって、いらないんだけど受け取っちゃたり、ノベルティにつられて名刺と交換しちゃったり
あとでいらないのにDM送られてきてうんざりしたり、持ち帰るのが重かったり...
逆にブースに活気が無いから、必要な資料や説明を逃したり...
ブースに人がいなくても、そのブースの前で来場者が端末からコールして、もし担当が出てこれなくても後で来場者と接触してビジネスチャンスを広げることができるではないのか?
せっかくのこの展示会の特性が生かされていないような気がした。
Beliveにとってアイデアが資源です。
特に業務系のシステムのアイデアに強い会社(?)に育てようと考えています。
ワイヤレスはそういう意味で今後、重要なアイテムとなりえます。
勉強しなくては...
見終わって出口をでると、「おさかな天国」という歌にのって魚のにおいがしてきました。
「ジャパン・インターナショナル・シーフード・ショー」
おいしそうでしたが、次の予定もありましたのであきらめました。
2006年07月03日
暑い日が続いていますが、皆様お過ごしでしょうか?
あまりに暑いので、この話題はもっと早く載せなければならなかったのですが、遅ればせながら...
先週(6月28日〜30日)、東京ビックサイトで
- 第9回 組み込みシステム開発技術展
- 第1回 RFIDソリューションEXPO
- 第15回 ソフトウエア開発環境展
- 第8回 データストレージEXPO
- 第3回 情報セキュリティEXPO
- 第11回 データハウスウエア&CRM EXPO
が開催されていたので、行ってきました。
事前登録してチケットを入手しようかなと思っていたのですが、お取引をさせて頂いている「マイルストーン株式会社」様からチケットをいただきましたのでそれで行ってきました。
今回は、ネットだけでは収集できない情報関連環境の市場動向調査、めぼしいものがあればクライアントへの提案材料の収集を目的に行って参りました。
全部で6つ(? 7つ)の展示会がいっぺんにやっているので、見て回るコース順と時間配分をして3時間コースで行って参りました。
(会場には「2,3日掛けてまわってください」と書いてあったけど、それほどの時間とコストは掛けれない。第一疲れる。だから3時間一本勝負)
コース順は、上記のタイトル順です。
今回、ARM、シンクライアント、組み込みLinux、画像処理が目につきました。
シンクライアントでは、MINI PCというのが数社から展示されていました。
見た目が「LinkStation」や「玄箱」の両側に金属プレートをつけたようなものです
ハードディスクありのものもありました。
(それって、本当にシンクライアント?)
ARMやμLinuxなども熱かったです。
ここは触手が全然のびなかったので、ほとんど通り過ぎてしまいました。
なぜ、触手がのびないのでしょう。
ここは前職でのおつきあいのある会社が多くあるので、時間を掛けようと思ったのですが、なぜかそれ以外は触手がやっぱりのびないですね。
今年はUMLでの開発ツールもでていたのですが...UMLってどうなんでしょう。
一時期UMLを採用しようと勉強したこともありますが、結局 フローチャートかE-R図を使うことが多々。
やはりUMLはツールであり、そこから何かが生まれる訳ではありません。
システム開発者にとって熱くても、実際にクライアントにとってはあまり興味がないもの。
そうなると触手が動かないですね。
さて、以前からおつきあいがあるところはどうでしょう。
インフォテリア ASTERIA
XMLに強いインフォテリア様。でもASTERIAはXMLだけにとどまっていない。
バックにデータベースがたくさんあり、アウトプット先が多種あっても高速でコンバートすることを主としたツールはなかなかないですね。
データ転送ツールは結構ありますけど、ASTERIAほどではありませんし、ASTERIAに比べると結構コストパフォーマンスがよくないです。
開発ツールと言うよりは、BIツールに近いです。
そのためか第11回 データハウスウエア&CRM EXPO でも松下電工インフォメーションシステムズ株式会社ではBIツールとして、ASTERIAを紹介していました。
ある意味正解だと思います。y.s.s. PDFメイクアップ / IOWebDoc
前職で社内情報統合システム内に、建築設計図書の承認及び原本管理を行う電子書庫を構築したおり、PDFメイクアップを導入しました。
y.s.s.はPDFに関しては特に強いソフトハウスです。
前者のインフォテリアがXMLをコアとしていろいろな入出力を提供しているのに対して、y.s.s.はPDFでの出力/編集の自動化に特化した企業です。
PDFによる書類の電子化は当たり前のようになってきています。
今後、システム提案する上でおつきあいを重ねて行きたい企業です。
ここも以前に比べると触手が動きません。
以前はサーバの管理もしていたのでバックアップとか興味あったせいなのでしょうか?
それよりも何か目玉がなかったように思います。
去年辺りから「内部統制」がこの手の展示会では中心になっています。
しかし、前々から思っているのですが、果たしてソフトを替えたら内部統制できていると言えるのでしょうか?
また「日本版SOX法対応」と書かれたソフトでないと内部統制はできないのでしょうか?
そういえばISO9000やISO14000が流行ったときには「ISO9000対応」と言われたものが、個人情報保護法が施行された時には「個人情報保護法対応」と言われたものがでました。
本当に内部統制などを考えるならば、ブームに踊らされたものではなく、きちんとしたリスク管理、対策を体系づけて行うべきだと思います。
やはりここで気になったのはBIツールです。
CRMも気にはなります。でも...
ただしBIツールもそれほど目玉となるものも...その中で気になったのが2つ。
その一つはすでに述べた「インフォテリア ASTERIA」です。
そしてもう一つは
マイルストーン データスタジオ@WEB
おつきあいあるからと言う訳ではありません。
このツールはバージョンを重ねる毎によくなってきていると思います。
確かにデザイン性は、他のOLAP/BIツールと比べると...
しかし、機能的には徐々にですが成長を続けています。
OLAPやBIツールを使う場面はどこでしょう?
主に使われるのは研究機関もあるでしょうが、企業です。
企業のユーザはその都度、テーブルの選択とか、項目の選択とかするでしょうか?
また企業のように組織が流動的なところで、ソフトや設定の配布は果たして有効でしょうか?
そして、先の内部統制にも絡む話ですが、情報の通り道はなるべく脇道がないに越したことはありません。そうなると、ユーザの管理は多重化したり、認証が複雑になることをよしとするでしょうか?
今回のデータスタジオ@WEBはその辺りを中心に成長しています。
目に見えないものですし、利用者は気付かないかもしれませんが、結構 すごいことです。
以上、3時間駆け足で見てきた感想です。
全体的にそれほど目新しさもなく、以前のようなテーマ性もありませんでした。
そしてそれぞれの展示会の垣根があやふやになってきている気がしました。
でも、展示会で実際に手で触れて見てくることは必要ですね。
次はどの展示会に情報収集に行こうかな。