ソフトウエア
2006年08月11日
2006年8月7日(月) 西神田にて
インフォテリア(株)のデータ連携ソフト「ASTERIA」の体験セミナー
に行ってきました。
今回はそのソフトを実際に触ってきました。その感想です。
インフォテリア(株)では、「ASTERIA(アステリア)」を”データ連携ソリューションスイート”と位置づけてます。
使用する場面から考えると、有名なところでは「HULFT」などに代表されるファイル転送ソフトに近いといえます。
しかし、ファイル転送ソフトは単に異なるプラットフォーム間でファイルの転送ができるようにするだけ。
それはFTPなどでも可能なこと。
実際にアンチウイルスソフトなどではパターンファイルの更新にFTPを使ったりしています。
では、ASTERIAは「どこが違っていたか」。
ASTERIAは単にファイルを転送するソフトではありません。
真に「データ連携」をするための仕組みだと思います。
よく「データ連携」ツールとして、OLAP/BIのソフトが紹介されることがありますが、あれらは分析のためのツールであり、「データ連携」のためのツールではないと思います。
「データ連携」ツールとは、「異なるデータソース(データベースを含む)から、ユーザが必要とするときに、必要とする形で抽出及び提供ができる道具」であると私は思います。
そういった意味で、ASTERIAはその条件を満たしているソフトであると思います。
- GUIでその「データ連携」を設定できること。
- ASTERIAサーバさえ用意し、WEBやFTP、SOAP、バッチなど一般的に利用できるトリガーで実行できるため、後工程の開発が簡単であること。
(トリガーとなるのは単純なWEBのページでもOK。余分な開発がいらない) - ASTERIAサーバで、各「データ連携」を簡単に管理・運営ができること。
- 各「データ連携」が、コピーや部品化できるため、連携の継承等が簡単に行えること。
などなど、良い点がたくさんあります。
今回の体験セミナーでは、その中でも「ASTERIA Designer」を「データ連携」の作り方(ASTERIAでは「フロー」と呼んでいる)を体験してきました。
MS-Accessでクエリー等を作ったり、フローチャートやUMLを書ける方、EclipseなどのGUIのIDEソフトを使っている方々ならば、大変簡単に利用できると思いました。
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