2010年06月29日

mixiチェック
6月17日にオープンソースCMS「WordPress」の最新メジャーバージョン
WordPress 3.0 “Thelonious”
※日本語解説「WordPress 3.0「セロニアス」
が公開されました。
日本語化も精力的に行われ、6月22日には日本語版もリリースされました。

ハイライトを読むだけでも...さすがメジャーバージョンアップ。
(詳細は 3.0 の Codex ドキュメンテーションページ )
大変魅力的なことが書かれています。
特に気になるところが多く、つくってきたプラグインもテストする必要があるので、まずは最新版を「お試し」します。

〜 インストールの準備 〜
通常のインストールについては、3.0 の Codex ドキュメンテーションページ を見る限りは、2.xと比べて特別な準備は必要なさそうです。
今回のハイライトの一つ、「マルチサイト対応」については通常インストール後に行うことなので、今までのバージョンがインストールできるサイトならば問題ないのではないかと思います。
※CPI Xシリーズで試しただけです。他の環境については保証できません。

〜 インストール方法の違い 〜
ソース一式をサーバに送って、インストールを開始します。
最初のページ、セットアップ設定ファイルのページには、特に変更点は内容です。(文言の違いまでは確認していません)
WP3.0インストール違いは、ブログ名などを入れる「インストール」ページ。
ユーザ名がここで指定できるようになっています。
もちろんパスワードも指定できます。
パスワード指定は必須ではなく、空だと自動生成されます。
後はログインまで今までと同じでした。

〜 新デフォルトテーマ「Twenty Ten」 〜
新デフォルトテーマ「Twenty Ten」まずはインストール直後のトップページです。
ハイライトにもあるように、デフォルトテーマが「Twenty Ten」に変わっています。
ヘッダーの画像の下には「ページナビ」がついています。
これを書いていて気がついたのですが、左図は1024×768のノートPCで見た場合です。
ヘッダー画像が幅広のためか、今度のデフォルトテーマは低解像度のクライアントだと必ずスクロールが出るようです。
でも、シンプルだけどセンスいいですね。
テーマタイトルが「Twenty Ten」ということは、来年は「Twenty Eleven」って言うテーマが出たりして


「Twenty Ten」を選択したところところで、このテーマは選択状態では次の機能が追加されます。
  • メニュー
  • 背景
  • ヘッダー
この3つは、今回のハイライトにはいっています。


新機能「カスタムメニュー」まずはカスタムメニュー機能です。
ウィジェットなどにカスタムメニューとして追加する機能のようです。

さてこの機能を「Twenty Ten」以外で対応させるには...
Codexには「テーマの function.php ファイルに適切なコードを挿入することができます。」(Codexより)とあるのですが...
まだ解読できていません。


テーマ機能「背景」次に背景のカスタム機能です。
こちらは使用するテーマのfunctions.phpに「add_custom_background();」を適切に配置するだけで、管理画面に「テーマ>背景」が追加されます。
やってることは、wp_headフック等でスタイルを追加しているみたいです。


カスタムイメージヘッダー機能次にカスタムイメージヘッダー機能です。
こちらも使用するテーマのfunctions.phpに「add_custom_image_header」関数を追加するのですが...背景より複雑のようです。

呼び出しは「header_image」関数をimgタグ内で呼び出すといった感じのようです。



こんな感じでデフォルト状態を管理画面で変更するだけでも、デザイン変更が簡単にできそうです。

しかし、さすがメジャーバージョンアップ
変更点はこれだけではないようです。
例えばカスタムポストタイプやMUとの統合など
あと自作プラグインとの相性も調べなければならない...
とにかくやることいっぱいです。
とりあえず、今日は「インストール」と「新テーマ」について記しておきます。

(10:59)

コメントする

名前
 
  絵文字