2007年07月24日
WordPressでGoogle MapsなどのAJAXを利用しようとした場合、どうしても文字コードをUTF-8で作成しなければならない。
しかし、現在 BeLiveが借りているサーバ「CPI」では、内部文字コードはEUC-JP、データベースはujisの設定となっている。
そのため、2007年7月 現在は無理矢理WordPressのプログラムを変更して、UTF-8で使用できるようにした。
※詳しくは「びぃらいぶの記録」 2006年12月12日 「【技術メモ】WordPressをUTF-8でインストールする(完結編)」
しかし、このような使い方では以下のような弊害があった。
- プログラムの改変が前提になる
- バージョンアップ時に対応できるか不安がある
- プラグイン利用に不安がある。
- 表示文字コードのみの対応なので、検索等が追従できない。
そんなとき、通りすがりさんから有益な情報を得る。
ただ、検証することもなく、そのままにしていた。が...
とあるWEBシステムの作成を今頼まれている。
そのWEBシステムをどのCMSをベースに作るべきか...1ヶ月ほど悩んだ。
XOOPSで行くべきか?
GeekLogで行くべきか?
ショッピングカートに似ているから、ZenCartがいいか?
Jumulaやらいろいろとあるなぁ
もちろんMTも候補であったのであるが...
そしてGeekLogを導入してみてはと...試すことにした。
しかし、GeekLogはUTF-8環境でないと、まともに動かない。
またインストール手順がめちゃめちゃやっかい。
結局、EUC-JP環境でWordPressをCMSベースとして開発をはじめることにした。
しかし、やはり依頼主から「Google Maps」などのAJAXの利用を求められ、UTF-8環境下のWordPressを再度、検討しなければならなくなった。
実は、インストールがうまくいかなかったGeekLogは、ある副産物を残してくれた。
それはCPIのサーバでもUTF-8環境にすることができると言うことである。
詳しくは「[WordPress]CPIのサーバでUTF-8で設定する方法」を見て欲しい。
なお、この記事を書くにあたり、金内氏のブログ「我流天性 - がらくた屋」の記事を参考にさせて頂いた。感謝感謝
これにて
【技術メモ】WordPressをUTF-8でインストールする(その1)
【技術メモ】WordPressをUTF-8でインストールする(完結編)
と続けてきたが、この記事にてこの件は一段落としたいと思う。
さあ、これでWordPressの道が大きく開けた。
次回は今まで作り貯めてきたプラグインを公開したいと思う。
【2007.08.01 追記】
WordPress v.2.2.1でのインストールは、万事うまくいった...と思っていた。
まさか、こんな落とし穴が
プラグインをインストールしていくとなぜか
Plugin could not be activated because it triggered a fatal error.
になる
どうやら、このバージョンには内在するバグがあるようだ。
そこで、少し前のバージョンに戻してテスト中。
「WordPress標準ガイドブック」の例もやってみたがうまくいかなかった。
やはり「SET NAMES utf8」をデータベースに送る必要があるので、wp-config-sample.phpとwp-includes/wp-db.phpをv2.2.1に習って、修正。
でも、これで何とか使えるだろう。